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農のこと

【10月の営農情報】来年度に向けた稲作の栽培計画について

 収穫も終わりに近づきホッと一息つける時期ですが、収穫後は農機具の整備・点検、畦畔やほ場環境の確認を進めるとともに、次年度に向けて今年の反省をふまえ、次の計画を立てることが重要です。

 まず生育、収量、品質など今年の結果について良かったことや、良くなかったことをまとめ、失敗を繰り返さないために対策を考えましょう。 以下のポイントを参考にしてください。

生育の状況

 ・育苗の状況(苗の徒長や生育状況)はどうか?

 ・移植時の植え傷みや欠株が発生したかどうか?

 ・倒伏の具合はどうか?

 ・雑草の発生はどうか?

 ・病害虫の発生はどうか?

収量の状況

 ・地域の作況や前年の収量と比較しての増減は?

 ・ほ場による収量の変動は、例年と比較してどうであったか?

生産した米の品質 

 ・等級は想定通りであったか?

 ・等級が落ちた理由は?

 

 以上の項目などを振り返り、品種構成や施肥・農薬設計を検討し、来年の米作りに活かしましょう。

 

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