追肥について
3月上旬が最後の追肥の適期となります。化成肥料を1㎡当たり約30g施用し、施肥後は三角鍬などを使い浅く中耕しましょう。深く耕すと根を切ってしまい、生育不良につながります。追肥が遅くなると病気にかかりやすく、腐敗や収穫後の日持ちも悪くなるので注意してください。
※ マルチ栽培の場合は、生育を見ながら必要な分を施肥してください
病気対策
べと病やさび病が葉に発生します。べと病は、はじめに葉の表面にうっすらと灰白色のカビが生じ、ひどくなると黄褐色に変わり枯れてしまいます。また、さび病はオレンジ色でやや隆起した斑点が無数に発生し、商品価値がなくなってしまいます。ともに冬から春にかけて、温暖多雨の条件下で多発しますので、ほ場の排水管理を行うとともに、3月になればこれらの病気に対して登録のある殺菌剤で防除しましょう。葉が盛んに伸び出す4月にも、もう一度防除しておくと発病を抑えることができます。なお、病気が出始めた場合は、葉を摘み取ってから薬剤を散布すると効果が高まります。