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平成29年産米の状況

 平成29年度のJAこうか管内の地場検査結果について、地域・品種別に見てみましょう。

 本年産の地場検査米の1等比率はうるち米全体で70.1%となり、昨年よりも1等比率はやや低下しました。2等以下の格付け理由は「乳白」「心白」が多くを占め、その主な原因は、登熟期間の日照不足と気温の上下によって未熟粒につながる成熟遅れが発生したことが考えられます。

≪地域・品種別の1等比率の状況(単位:%)≫

品種

特裁コシヒカリ

コシヒカリ

特裁キヌヒカリ

キヌヒカリ

特裁みずかがみ

みずかがみ 日本晴

うるち 合計

水口 49.2 33.8 84.1 57.4 81.3 90.5 64.2 67.5
土山 86.7 70.2 76.6 74.2 90 83.7 100 81.7
甲賀 68.7 38.2 79.1 68.4 65.6 67 80.5 72.7
甲南 37.6 43.5 76.9 61.6 75.4 58.1 77.6 67.3
信楽 64.4 59.5 76.3 46.7 83.7 100 68.3
湖南 51 59.2 60.3 16.3 64 66 25.6 56.2
合計 66.9 52.9 77.1 61.2 76.8 76.8 66.2 70.1

※上記の結果は平成29年10月20日時点のものです。

※信楽は1等の日本晴がありませんでした。

※合計の数値は全地区の出荷袋数に応じた等級比率を表しています。

 

 品種別の1等比率の状況を見ると、みずかがみ・特栽みずかがみ・特栽キヌヒカリの1等比率が高く、コシヒカリの等級比率が低い傾向となりました。また、特別栽培米と一般栽培米を比較すると特別栽培米の方が1等比率は高い傾向となりました。

 日常の管理が第一ではありますが、次年度の計画を立てる際には「作付品種の選定」や「栽培管理体系の見直し」をしてみてはいかがでしょうか。

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