JAこうか

MENU

農のこと

7月の水稲管理について

7月は良食味米生産のため、穂肥の施用と水管理が重要です。

穂肥の施用

 穂肥は、施用時期・施用量の調整によって、食味や登熟歩合の向上など充実した籾を確保するのに重要な役割を果たします。また、適切な穂肥の施用は、白未熟粒(基部未熟粒・乳白米・背白米など)の対策として有効で、外観の品質低下を防ぎます。

 特に近年は、高温の影響で穂肥の施用時期が早まる傾向があることから注意が必要です。また適期以降の過剰窒素の施用は、タンパク含有量が増加し食味が低下する可能性があります。適期、適正量の穂肥施用を行いましょう。

image2

※施用は必ずほ場ごとに幼穂や葉色、株張りなどの状況を見て判断しましょう(「いち太郎あお」などの一発型肥料を施用している場合は、穂肥の必要はありません)。

※ 営農カレンダーや肥料の予約申込のしおりに品種ごとの詳細を掲載していますので、ご活用ください。

※ JAこうか特別栽培米や環境こだわり米・契約米は、肥料の制限がありますので散布量などに注意してください。

水管理

中干し後は、水分・酸素不足による品質低下を防ぐため、中干し前に作業した溝を利用し、間断灌かんが い 漑を実施してください。出穂前後の3週間、常時湛水することはカドミウム吸収抑制対策のために重要です。また白未熟粒の発生防止や籾の充実をよくするために、稲が最も水分を必要とする出穂前後3週間は水不足とならないよう常時湛水を行いましょう。

 

 

 

農のすすめ
栽培情報や旬のレシピ、
直売所情報など
盛りだくさん♪

ソーシャルメディア利用規約

甲賀のゆめ丸 甲賀のゆめ丸