JAこうか女性部は7月24日、甲賀市水口町にあるサントピア水口勤労青少年ホームで、地元の特産である「水口かんぴょう」と地元の野菜を使った酢の料理教室を開き、14名が参加しました。

　「水口かんぴょう」は、今年3月に国の地理的表示(GI)保護制度に登録されており、今回の料理教室では、女性部員から、「水口かんぴょうを煮物以外のレシピで教えてほしい」とリクエストが多かったことから開催が決定しました。

　当日は、同JA女性部の部長で、家の光講師でもある上田和子さんを講師として迎え、素材の特徴や料理のポイントの説明を聞いて調理を開始。「水口かんぴょうとそぼろ寿司」「水口かんぴょうと鶏肉の甘酢揚げ」や、さっぱりおいしい「豚肉とタマネギの黒酢風味サラダ」「酢を使ったキャベツの漬物」の4品を作り上げました。

　試食を行った女性部員からは、「水口かんぴょうの新しいレシピを教えてもらえて良かった。酢が嫌いな主人にも食べてもらえるように家で実践しようと思う」「料理のレパートリーが増えて嬉しく思う」と感想を話しました。

女性部事務局の担当者は、「酢の料理教室は、暑さで食欲が落ちやすいこの時期に、女性部の恒例行事として行っている。酢の苦手な家族がこの教室をきっかけに、酢の料理が食べられるようになったとの声も多くあり、今後も、地元の特産品を食材に使った料理教室を継続していきたい」と話しました。