JAこうかでは、あらかじめ決められた基準に基づいて生産活動（生産工程管理）を行った内容を記帳し、農産物を販売する際に消費者や取引先に対して生産情報を開示する生産履歴記帳に取り組んでいます。

消費者や取引先へ安全・安心を提供する生産履歴記帳の目的とポイントを次の通りまとめましたので、適切な生産履歴の記帳を心掛けましょう。

生産履歴記帳の目的

消費者や取引先に安全・安心を届ける

生産履歴がはっきりと記載された農産物は、肥料・農薬が適正に使用されたかを確認することができるため、農産物を購入する側の消費者から信頼を得ることができます。

適正な栽培管理の証明ができる

生産履歴情報を記帳することによって、その農産物が適切な栽培管理によって生産されていることを証明し、生産者や産地を守ることに役立ちます。
さらに、いつ、どこで、どんな農作業を行ったかという情報は、今後の自分自身の農業生産技術や経営の見直しのための貴重な情報となります。

生産履歴記帳のポイント

• 肥料・農薬の使用基準を遵守する
• 使用した肥料・農薬の品名を正確に記入する
• 日付や数字を正確に記入する
• 記入後は間違い、記入漏れがないか確認する
• 農産物を出荷する前に、印を押してＪＡへ生産履歴を提出する

※ 作業内容をカレンダーなどに記録しておくことで、後で生産履歴が記入しやすくなります。